第63回 関東地区高等学校PTA連合会大会 神奈川大会

平成29年7月7日(金)8日(土)
関東地区高等学校PTA連合会 神奈川県立高等学校PTA連合会

第6分科会 学び行動するPTA

1部 2部 3部

「自己肯定感とは何かを学び、やる気の育成を支援する」

講 師
株式会社東京個別指導学院 代表取締役社長 齋藤 勝己
テーマ
「自分らしさを磨く5つの習慣」

 それでは引き続き本分科会のまとめの講演に移りたいと思います。第3部の講演のテーマは「自分らしさを磨く5つの習慣」です。講師は株式会社東京個別指導学院代表取締役社長、齋藤勝己さまです。それでは齋藤さま、よろしくお願いいたします。

齋藤:はい、皆さまこんにちは。

会場:こんにちは。

齋藤:私はご紹介ありましたとおり株式会社東京個別指導学院という学習塾を全国で今235教室運営をしておりまして、3万人の生徒と日々その成長と向き合っている会社を経営しております。本日はこのようにPTAの皆さまと子どもの今と、それから未来を考える、こんな時間をこんなすてきな時間をご一緒にできることに心より感謝申し上げます。

 1部の講演、そして2部の、特にこのパネルディスカッションも非常に私自身も楽しみながら、考えながら聞いておりました。時間ももう最後のセッションになりますので、私からは20分ほどお時間をいただきまして、こちらのテーマでお話をしたいと思うわけであります。

 「自分らしさを磨く5つの習慣」。このテーマでございます。実はこのテーマは年にどうでしょうか、15~16回でしょうか、いろんなところを回って講演をしております。中学校の学校の授業でやることもあります。高校の授業もやります。それから大学の講座のなかもやりますし、例えば企業の管理職研修もお誘いというかご依頼ありましてやりますし、それから企業の社長向けの経営セミナーでもこれをやっておりまして、話す内容とパーポイントは全部同じなんですね。これ、なぜ同じかと言いますと、人の成長というのは実は非常に普遍的なことがあるということに気付いたからです。

そして本日は第63回関東地区高等学校PTA連合会大会記念ということで「5つの習慣」初公開の保護者のための「5つの習慣」というのを今日皆さんにお届けしたいと、このように思うわけであります。

 本題に入る前に少しお話をしたいことがありまして。先ほど今まであった話なんですが、自己肯定感、自己効力感。この2つのお話ありましたよね。私もここは実は教育の本質だと思ってまして、教育のこの仕事をいろんな立場で私自身は関わってまいりました。教室最前線で生徒や保護者の皆さんと向きあうことからスタートしてます。保護者の方の個別面談はざっと見ても1,000回以上はたぶんやってると思うんですね。そのあと会社の管理職になれば部下の人材育成、成長と向きあったこともあったわけなんですけれども。教育について私が最も大きく気付いたことは目に見える力は目に見えない力に支えられているということなんです。例えば子どもたちであれば英語や数学勉強して、できるようになると学ぶ内容もできるようになったことも目に見えますよね。でも、その根底には自分で頑張ってやりたいとか、やったらできるんじゃないかとか、やることが何につながるんだろうという心の中の自分を前に向かせる。この力があるんだなって、そう感じたわけです。その最も重要なのが自己肯定感、そして自己肯定感に支えられる自己効力感だなって、そんなふうに思うわけです。

 私自身に気付かせてくれた今でもそのシーンがカラー写真で心にあるエピソードを1つだけご紹介させてください。今から18年前ですね、6月でした。ある生徒がいたんですね。私は教室長という立場で教室で実際に運営をしてたわけなんですけれども。毎回毎回遅刻する生徒がいたんです。80分授業なんですけど、だいたいレギュラーで20分、悪いと30分、40分遅れる子がいたわけなんですね。「もったいないな」っていう感じですよね。もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。一生懸命保護者の方からももうちょっと厳しく言ってくださいと。うちの子時間管理できないんで、親が言うといけないんで厳しく言ってくださいと言われました。どう言ったらいいのかなって言って、時間の大切さだったりとか勉強はちゃんと計画があるとかだったりいろんな話を講師を通して話したんですけども、できるようになんなかったですね。来るようになんなかった。ところが、今でも覚えています。6月の雨の日でした。講師が授業に来るのを待ってるんですね、カウンターで。カウンターで待ってました。雨降ってるんですね。おそらく生徒は遅刻するのやめようと思って来たわけじゃないんですね。雨降ってるとこから行くとこなくて来たんだと思うんですけども、来ちゃったんですね。来ちゃったつったらなんですね。来たんですよ、時間どおりに。そして、講師もびっくりしちゃって、「あ! 来た。ありがとう。なんか来てくれてほんと、なんか私もなんか頑張ろうって気になるな。ありがとう」と言ったんですね。今まで何度𠮟っても来なかった子が、その「ありがとう」があってから毎回遅刻しないで来るようになりました。この力なんです。この力なんです。私は数カ月した後、その生徒に聞いてみたんですね。なんで来るようになったの?って言ったら、答えはですね、本当にシャープでした。私を待ってくれている人がいるから。こういうことなんだと思うんですね。相手を思う気持ちが伝わったときに人は動く。それを子どもたちから学ばせていただいたわけであります。

 そんなことで自己効力感、そしてその前提にある自己肯定感というのはとても大事なわけですが、この話をしていると時間がなくなってしまいますので本題に入りたいと思います。本邦初公開、保護者の皆さんのための自分らしさを磨く5つの習慣。それではスタートしたいと思います。

 まず最初にコンセプトを1つだけお話しておきます。「自分ごと化」するということです。

これは何かと言いますと、もちろん子どもの人生ですから、子ども一人一人別の人格ですよね。ですから親のしつけではなくて、子どもが自分らしく育ってほしい。それはみんな思うところじゃないですか。それはそのとおりなんですが、何を「自分ごと化」するかというと、子どもとの関わりを「自分ごと化」するということです。「自分ごと化」の方法はたった1つです。主語を「私」にするということです。第一人称にするということです。よく私も保護者の方から聞く言葉としてこんな言葉があります。いくら言っても分からないのよ、とか。そのとき「うん、うん」と言うんだけど結局やらないのよ、とか。それって子どもが主語になってますよね。自分を主語にしてみる。「私は」どんなふうに伝えたんだろうか。「私は」どんなふうに関わったんだろうか、というように「自分ごと化」していくということなんですね。この5つの習慣は先ほどお話しましたとおり経営者向けにもやってますので、リーダーシップ論の根幹にもある話なんですけれども、まさに子どもを育てていくときに「自分ごと化」をするということがとっても大切ですということがコンセプトになりますので、このなかで5つ順番に進めていきたいと思います。

 5つの習慣1番、自分の目標を設定するということですね。子どもたちにどうやったら目標を持ってもらおうかというのは先ほどのパネルディスカッションのなかにもありましたけど、大きなテーマですよね。であれば、自己肯定感を持ってもらうための私たちの働きかけも目標設定してみませんか、ということです。目標設定の定義は2つあります。1つ、いつまでに。2つ目、どうなる。これが明確であるということですね。褒めるということを始めようということを皆さんでたぶんコンセンサスになってると思うんですけれども。だったら1カ月後のこの土曜日を迎えたとき、一週間を振り返ってみたら、一日1個、一週間に7回褒めたことをちゃんと記憶できるようにしようというふうに目標設定するわけですね。そうすると、あ、一日1回か。でも、いきなり難しいな。じゃあ、最初の一週間は二日に1回ぐらい、3回ぐらいやってみようかとか。そんなふうに目標設定をするわけですね。これは子どもの学力もそうなんですけども、褒めてあげるというのもそういうことが大事なんです。これってとっても作業に聞こえません? 聞こえますよね。これはなぜかと言うと、目標を設定して最も尊いことは何かと言うと、その目標がどうかということが尊いんじゃないんです。目標を持つと行動が変わるということが大事なんです。子どもたちもそうだと思います。目標を持つと一生懸命やりますよね。先ほどのスマホのお話のときもありましたけど、目標を持つと頑張ると同じように。一日1回褒めようと思ったら子どもたちのいいところを見つけに行くんですね。そういう思考と行動になっていくわけです。ですから、自分の目標を明確にするということがとても大切です。これが1つ目の習慣です。

 2つ目の習慣。自分のできることから今すぐ始めるということなわけなんですけれども。だいたい今日はすごく気分も高揚するじゃないですか。私もかなり高揚してるんですけど、帰りの電車の中で、よし、何かいいところ見つけて褒めようとか、何かしてくれたら「ありがとう」と言おうと思ってお帰りになるじゃないですか。私もきっとそう思って帰ると思うんです。ところが今日やらなくて来週からやろうと思ったらほとんどの確率でやらないです。人間には3つのパターンがあるということに私気付いてしまいました。教育をやっていて。1つ目のパターン。やろう、これ、やれたらいいなって目標を持つんだけど、でも、ちょっと照れくさいなとか、ちょっと難しいかなと思ってなかなかやらない人。これ、1つ目のパターン。2つ目のパターン。よーし、今日はいい目標ができた。じゃあ、気持ちを心がけて来週からやろうと言って結局やらない人。これ、2つ目のパターンですね。そして3つ目。とにかく何でもいいから今日1つ始めようと思って今日始める人。もう結果はおのずと今日始めたら明日もまた何かやろうという心の働きになりますので、進めていくということでございます。2つ目、自分のできることから今すぐ始めようということですね。もし食卓を囲まれるときは結構大きなビックチャンスがありますね。なぜかと言うと、食卓で食べるじゃないですか。ちょっと片付けるだけで、「あ、片付けてくれたんだ、ありがとう」と言えますからね、これはビックチャンスだと思いますんで。もし食卓がなければ朝とかでしょうかね。

朝何かが動いて家庭と関わる瞬間が「ありがとう」と言える瞬間なんで、ぜひベンチマークされるといいと思いますね。ついつい、先日この内容で経営者向けのセミナーをしたものですから、「ベンチマーク」なんて言葉になりましたけども、そんなことだと思っているわけです。

 さて、3つ目の習慣いきます。自分のなぜを振り返るということなんですね。これはビジネスで言うとPDCAサイクルの最も重要なところになるわけなんですけども。この「なぜを振り返る」、例えばセッションのなかで「𠮟る」というお話ありましたよね。「𠮟る」というのはとってもいいことだと思うんです。なぜならば、その子には願う気持ちがあるから。でも、なぜ𠮟ったんだろうということを自分にちゃんと問いかけるということが大事だと思うんですね。本当はこういうふうになってもらいたいのにこうだったから𠮟ったんだということで1回振り返ってみる。振り返ったときに、もしこれが目的だったらもっとこんな言い方をしたらもっと伝わったんじゃないかなというふうに振り返ってみるのはとてもいいと思うんです。𠮟ったときに受け入れられなかった場合ですね。逆に𠮟ったときに、そうだね、と動いたら、なんでそれが通じたんだろう。自分のどの言葉が通じたんだろう。自分の日々のどんな「関わり」が通じたんだろうっていいことを振り返ってみることもとっても大事だと思うんですね。子どもとの関係性、関わることを「自分ごと化」するということは自分の結果に対して自分で自分のなぜを問い続けるという、そういうプロセスになります。これが3番目としてとっても重要になります。

 さて、4つ目にまいります。自分の気付きを財産にするということでございますが、ちょっとここで皆さんに時間のない中でこういったアンケートをしていいのかどうか分かりませんが、とても大事なことなので、大事なアンケートをしますので、よく聞いていただいて、挙手するときに挙手をしていただきたいと思うんです。大切な質問でございます。今日は6月の8日土曜日です。ごめんなさい、7月の8日土曜日です。失礼しました。大事な質問と言って月間違ってましたね。でも集中して聞いていただけるからね、月間違えたの気付いていただいたんですね。本当にありがとうございます。はい、ありがとうございます。7月の8日土曜日です。さて、一週間前の7月1日土曜日の夕食を何を食べたか覚えていらっしゃる方、挙手していただけますか。素晴らしい。感度が高いですね。私は結構危ういかな。素晴らしい、ありがとうございました。今挙手していただいた方が素晴らしいですね。じゃあ、今挙手をしていただいた方、ちょっと手を挙げておいてください。ここから1カ月前までいきます。6月の第2週目の土曜日、夕食に何を食べたか覚えてらっしゃる方っていらっしゃいますでしょうか。いらっしゃる? 素晴らしいですね。素晴らしい。2名様もいらっしゃる。すごいですね、この記憶力。いや、もうこれはAIを超えたかもしれない。超えてないですね、すいません。今手を挙げた方に最後のクエスチョンをしたいと思います。昨年の6月の第2週の土曜日、夕食に何を食べたか覚えていらっしゃる方いらっしゃったら。はい、ありがとうございました。何がこれが大切な質問か、というと、人間の記憶ってこういうことだということなんですね。人間は忘れるんです。でも、私は忘れるというものをいつもポジティブに捉えています。人は忘れるという偉大な能力を持ってるんです。なぜならば、生まれてずっと生きてきて嫌なことたくさんあるじゃないですか。それを全部事細かに記憶してたら苦しくて生きていけないですよね。だから人間は忘れられるという素晴らしい能力を持っている。これが人間の素晴らしさ。でも、自分のなぜを振り返ったときのような大切なことも忘れてしまっては本当にもったいない。ですから、忘れることを前提にこれは記憶するというふうに自分を主語として意思を持って記憶するということです。やり方は極めて簡単でございます。具体例をお話したいと思います。別に私は手帳のセールスをしているわけではないんですけども、当社にはこういう教室で社長からアルバイト講師まで全員同じ手帳を使ってるんですけども、必ず日付を書いて気付きをちゃんと書き留められるようなものを持っているんですね。これに日記ではないですから簡単ですね、何か気付いたことを書いておくわけですね。これは去年の1年間のものなので、ちょっと白くて、あまりにも白いと、1年使うと汚れるので事務局が気を使って今度青にしてくれたんですけども。こんなものを見ると私は昨年の7月の2週の土曜日は冷たいものを飲み過ぎておなかをこわしたと書いてあるので、今日は飲み過ぎちゃいけないなと思うとか。

こんな小さなことは別にどちらでもいいんですけども、自分の気付きを積み上げていくということだと思うんです。子どもとの関わりは特にそうだと思うんです。なぜならば、これが器用であれば上司と部下は変わるんです。でも、親子は違いますよね。一生の絆じゃないですか。だからずっと積み上がっていくんです。一日一日、日を積み重ねたら積み上がる、思いが積み上がる。これが私は親子の関係だと思うんです。その素晴らしい記憶を財産とするために書き留めておくということがとっても大切だなって、そんなふうに思うわけです。

 そして習慣、最後になります。5つの習慣5番。これが本日のもしかするとキラーメッセージかもしれません。「ありがとう」を伝えるということですね。「ありがとう」を言われて育った子は「ありがとう」を言える子に育つんですよね。「ありがとう」を言えるってどういうことかなってときどき考えるんですけども。「ありがとう」というのは「ありがたい」という言葉ですよね。つまり当たり前ではないということですよね。誰かが気を使って自分に声をかけてくれたことに対して「ありがたい」と思える気持ちを言葉にして「ありがとう」ということですから、本当に幸せだなということの表現なんです。そうすると逆説的な考え方をすると、「ありがとう」を言った数と人生の幸せって比例しませんか? 「ありがとう」をたくさん言えたら、それは素晴らしい人生だと思いませんか? 自分の人生のなかで本当にありがたいなと思えることがたくさんあることなんです。そういう子どもに育ってほしいですよね。そのためにはまず「ありがとう」を伝える。保護者の皆さんが伝えることがとっても大事じゃないかなって、そんなふうに思うわけです。リップサービスの「ありがとう」ではありませんので、保護者の方の「ありがとう」は。本当の「ありがとう」ですから。それは心に染み入るものではないかなと、そんなふうに思うわけです。

 お話をしていてついに5つ、全部お話をさしあげたわけですが、今お話したのが振り返りとこちらでございます。子どもを大切に思う気持ちを形にしていく、行動にしていく。そして習慣という言葉を表現いたしました。習慣とは特定の思考と行動を繰り返していくうちに無意識に自動的にできるようになる第二の性質と言われています。人が習慣を作り、習慣が人を作るという言葉もあります。子どもとの関わり。私たちが子ども達に意思を持って、そしていい習慣で関わっていくことによって私たちの子ども達の関わりが変わっていくのではないでしょうか。

 最後に私の思いをこの言葉に託して本日の講演は終わりにしたいと思います。子ども達の未来に思いを寄せたときに私は大好きな言葉があります。それはこちらにあります。桜梅桃李(おうばいとうり)という言葉です。桜、梅、桃、李(すもも)と書きます。桜には桜のはかないけど優しいきれいな彩りがある。梅には梅のかぐわしい香りがある。桃には桃の優しい手触りがある。そして李には李のみずみずしい味わいがある。みんな違ってるからこそ素晴らしい。桜は梅をうらやましがる必要はない。梅は桃をうらやましがる必要はない。自分が桜になりたいと思ったら桜になれるように精いっぱい努力をして、そして梅や桃や李や違う人たちがいるから自分は桜として輝けるんだ、ありがとうと言える。このような本当に多様性の社会、多様だからこそ一人一人が幸せを感じられる。こういう社会を目指して私たち東京個別指導学院も微力ながら教育の分野で頑張ってまいりたいと思います。

 本日はこのような本当に素晴らしいPTAの皆さまとの機会にお時間を頂戴いたしましたことに心より、本当に心より感謝申し上げまして私からの講演とさせていただきました。ご静聴ありがとうございました。(拍手)

田中:齋藤さま、ご講演どうもありがとうございました。貴重なお話をいただきましたね。ここで感謝の気持ちを込めて関東地区高等学校PTA連合会大会神奈川大会の実行委員長である大石幸和より謝辞を申し上げたいと思います。それではお願いいたします。

大石:実はプログラムにはないサプライズの謝辞で大変失礼いたします。皆さま、今日のこのプログラム、いかがでしたでしょうか。結構早い前からわれわれ神奈川県連としては実は4つの分科会というのはもう全国でも決まってる4つの分科会。それからあと1つやるか2つやるかっていうのはこの開催県に任されております。私どもとしてこのPTAを取り巻く環境でいかに連合会としてもそうなんですが、どうやって会員となる保護者さまにPTAに入るメリットとか何か「よかったな」ということをやっていかないと、たぶん、ただ入ってくださいというだけではあまり意味がないのかなと。今のお話のなかでも最初にやっぱり目標としてどうやってPTA活動ということを維持というか、維持することが目標ではないんですが、どうやってそういったベネフィットを感じてもらうかと。なぜそういうふうに皆さんが思うのかというふうに先ほどの5つのできること、ということを考えておりました。そのなかでやっぱり今すぐできることっていうのはじゃあ今回6つ目の分科会を設定して、自己肯定感は何かということを考えてみようと。そういったときにたまたま私のちょっとビジネス上のご縁から社長はじめ、東京個別指導学院の皆さまとお会いすることができたんで、それからあと今日に至るまでずっと何回も私どものわがままとかいうことをたくさん聞いていただきまして、本当にありがとうございました。そして私の無理な注文に応えていただきました保護者の皆さま、それから生涯学習課長はじめとして非常にいい演技をしていただきまして、本当にありがとうございました。本当に非常にいい出会いがあったと思っております。皆さまのいい気付き、それから「ありがとう」を言える自分に誇りを持っていければと思いました。東京個別指導学院の皆さま、本当にありがとうございました。(拍手)

田中:ありがとうございました。第6分科会、ここで全ての日程を終えました。いかがだったでしょうか。ぜひこちらに参加したことを持って帰っていただいて、皆さんでまた広めていただけたらと思います。そして、今日は本当に東京個別指導学院の先生方、それからパネリストとして上がっていただいた方々、そして今日こちらに参加していただいた方々、皆さま本当にありがとうござまいす。ここで皆さん、お互いに「ありがとう」の気持ちを込めて拍手をしませんか。(拍手)はい。ありがとうございます。本当にありがとうございました。

 それではこのあと関東神奈川大会の閉会式を行います。準備をいたしますので、しばらくそのままお待ちくださいませ。

田中:会場も明るくなりました。右手には横浜の海の景色も広がっております。お待たせいたしました。これより第63回関東地区高等学校PTA連合会大会神奈川大会の閉会式を行います。

 それでは閉会のあいさつを関東高等学校PTA連合会副会長で千葉県高P連平成28年度会長の大木幸夫が申し上げます。

大木:皆さん、2日間お疲れさまでした。2日間どうだったでしょうか。まずもって主催者を代表しまして閉会のあいさつを、ということなんですが、あそこに実行委員長がいらっしゃるのに私でよろしいのでしょうかと思ってますけれども、ご指名ですので主催者を代表してあいさつをさせていただきます。

 まずもって神奈川県立高等学校PTA連合会の皆さま、主管をしていただきまして本当にありがとうございました。大きな拍手を神奈川県の皆さんにお願いします。(拍手)そして本日ご講話いただきました株式会社東京個別指導学院の皆さま、齋藤社長はじめ皆さま、本当にありがとうございました。(拍手)昨日の羽鳥さんの話から始まり今日の分科会、皆さんいかがでしたか。私もパネリストとして参加させていただいて、どういう話をさせていただけるのかってずっとふたを開けるまで分かんなくて、大石実行委員長に何回も聞いても教えてくれないんですね、ネタを。思ってること話せばいいから、思ってることを話せばいいからって言われれば言われるほど不安じゃないですか。本当に不安だったんですけど、さっきもちょっと話しましたけど、その前の寺田先生の講話を聞いたときに、あ、素晴らしいというか自分が知ってることっていうか、学んできたことがまた聞けたという喜びがあったんです。先ほど齋藤社長もおっしゃってましたけども、ここで皆さん今日気付かれたと思うんです。「今日からやらなきゃ」って。たぶんやられる方結構多いし、今日皆さんモチベーションが上がってるので帰られるときに、「子どもにはこうやって接しようね」「ね」と言って帰るんですけど、一週間たったり、もしくは秋の体育祭の頃になると「やっぱ無理よね」という話に戻っちゃうんです、きっと。それって、人って人に左右されるので、ぜひこの話を聞いて共有された方はもっともっとたくさんの人に共有してあげてください。そうすると共有できる仲間が増えるし。そして人って三日坊主じゃないですか。どんなにできる人も三日坊主だと僕は思ってるんです。なので、僕が気を付けてるのは三日のうちに気の高い人に電話したり会うんです。そうするとまた引き戻してもらえるので、ぜひ今日きっかけに、これ、宣伝になっちゃいますけど、東京個別指導学院の方々に関わるというかですね、別に通えという話じゃないと思います。たぶんうちの学校もう話出てますけど、この先生たちに学校に来て無料で講演してもらえるのかなとか。それだけでも全然違うと思いませんか。やっぱり何か1つのチャンスだと思うので。チャンスって絶対かどうかって分かんないんですよ。昨日羽鳥さんも言ってたじゃないですか。言ってみないこと。あのとき言ってみればよかったなって後悔よりも言わなきゃよかったなという後悔のほうがまだましだって。人ってやらないことで後悔することがすごく多いんですよね。1回やってみればいいと思うので、ぜひどんどん、どんどん新しい出会いに気付いてチャンスだと思って捉えていただいて、ぜひ気の高いお友達づくりをどんどんしていただければこの第6分科会を開催していただいた、すごく何て言うかな、理由になるんじゃないかなと本当に思います。

 6個ですか、第6分科会なので、6分科会があると思うんですけど、私、残念ながらここしか参加してませんけれども、一番実になるというか、すぐ実践できる、具体的に実践できる方法を教えていただいたとてもすてきな分科会だったと思います。これを企画していただいた実行委員の皆さま、本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 最後になりますが、2日間遠方から足を運んでいただき、本当に笑顔で参加していただいた皆さま、本当に感謝申し上げます。また、来年は栃木大会ということで、確か私は参加できないんですけど。温泉でしたよね? 塩原でしたっけ? 鬼怒川ですね。鬼怒川なので、ぜひ来年もご参加されまして、どんどん、どんどん気付きを膨らませていっていただければ関東地区高等学校PTA連合会の発展につながると思います。ましてや皆さま方の単位PTAでの活躍に少しでもお力になれると思いますので、ぜひ来年も栃木のほうへ足をお運びください。本当にありがとうございました。(拍手)

田中:ありがとうございました。ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。ただいま大木のほうからお話がありましたように、今日は全面的にご協力いただいた株式会社東京個別指導学院の皆さまよりパンフレットをお預かりしております。出口のほうにご用意させていただいておりますので、もしご興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひお持ち帰りいただきたいと思います。

 以上にて本大会の全日程を終了いたします。本当にお疲れさまでした。ぜひお忘れ物のないように。物ものですけど、気持ちも全て持って帰っていただいて楽しい関東大会になったのではないかなと思いますので、はい、ぜひ全てを持って帰って、お気を付けてお帰りください。ぜひ来年は栃木ということです。また来年、栃木でお会いしましょう。本当に今日はありがとうございました。(拍手)

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